2022年3月2日
老眼(老視)は、一般に手元の文字が読みにくくなる状態として知られており、目の水晶体の弾力性が失われることによって起こります。40歳以上の方に、程度の差はあれ影響します。典型的なサインとして、手元のものを読んだり見たりする力が衰え、はっきり見るために読む物を遠くに離して持つようになります。
老眼
近視、遠視、乱視などの状態とは異なり、老眼は目に良くない習慣によって起こる見え方の異常ではなく、加齢とともに起こるものです。
体のほかの部分と同じように、目も年齢とともに老化します。さまざまな距離にあるものを見るためのピント調節(調節)をつかさどる毛様体筋は、加齢とともに徐々に弱くなります。これにより線維がますます張った状態になり、水晶体が引っ張られて平らな形になるため、目のピントを合わせる力が低下します。
ただし、老眼の原因は毛様体筋の衰えだけではありません。加齢は目の中の水晶体にも影響します。水晶体はもともと柔らかく柔軟で、簡単に形を変えることができます。しかし、年齢を重ねるにつれて硬くなり始め、近くから遠くまでピントを切り替えるための弾力性の一部が失われます。そのため、近くのものを見るために必要な追加のピント調節が次第に難しくなります。その結果、スマートフォンでメッセージを読むといったごく簡単な作業さえ難しくなります。
老眼は遠視とは異なることに注意が必要です。どちらも..
2022年1月27日
緑内障とは、視神経が障害される目の病気です。白内障に次ぐ失明原因の第2位であり、2010年には6,050万人が原発開放隅角緑内障(POAG)および原発閉塞隅角緑内障(PACG)と診断されたと推定されており、その数はその後も増加しています。緑内障緑内障は、網膜神経線維層と網膜神経節細胞(視細胞から視覚情報を受け取る神経細胞)が失われることを特徴とする、進行性の視神経の障害です。この病気には大きく分けて、原発緑内障と続発緑内障の2つのタイプがあります。原発緑内障と続発緑内障はいずれも、眼圧(IOP)と呼ばれる目の中の圧力が高くなりすぎることが原因です。目は房水と呼ばれる液体をつくっており、房水は瞳孔を通って目の前方へ流れます。通常、この液体は虹彩と角膜の間にある排出路から流れ出ます。しかし、この排出路が詰まると、房水が目の中にたまって眼圧が上昇し、視神経がさらに傷つき、元に戻らない視力低下を引き起こします。緑内障の種類と症状緑内障にはいくつかのタイプがあり、その一部をご紹介します。開放隅角:開放隅角緑内障は、目の排出路に小さな沈着物がたまることで起こります。数ヶ月から数年かけて沈着物によって液体がたまり、排出路が詰まって眼圧が徐々に上がっていきます。残念ながら、このタイプの緑内障は「静かな視力泥棒」と呼ばれています。つまり、沈着物は何年も気づかれないまま進行することがあり、本人が徐々に..
2022年1月6日
メガネは誰にでも同じものが合うわけではありません。フレームやレンズそのものに加えて、目とレンズを守りながら見え方をより向上させるために検討したい追加のレンズコーティングがいくつもあります。これらのレンズコーティングには、それぞれ特定のニーズに応える独自の強みがあります。目の健康ケアにしっかり投資したいとお考えの方のために、検討したい代表的な5つのレンズコーティングをご紹介します。
1. 紫外線(UV)カットコーティング
日焼け対策は肌についてはよく話題になりますが、目についてはそうではありません。人体最大の臓器である皮膚と同じように、目も太陽光線、特に紫外線(UV)によって深刻な影響を受けることがあります。実際、目へのダメージの80%は18歳になる前に生じています。そのため、早い時期から目を守ることが大切です。
日光によるダメージから目をしっかり守るには、太陽が視力にどのような影響を与えるかを理解することが欠かせません。太陽が視力に影響を与え、悪化させる経路は2つあります。
短時間に過剰な紫外線を浴びると、一時的ですが痛みを伴う目の症状である光角膜炎を起こすことがあります。症状には、目の充血、異物感やゴロゴロ感、強いまぶしさ、涙が止まらないことなどがあります。
太陽放射にさらされることで、白内障、眼のがん、翼状片(サーファーズアイ)、黄斑変性を発症するリスクが高まりま..

